(37) 銀座六丁目の「大貴洞」

松坂屋の左角を築地方面に向かって二本目の右角に「心のこもった贈り物」という和風小物店があります。右の写真のように小さい看板で、ちょっと見にくいのですが、「大貴洞」とあります。
この「看板めぐり」は主に木刻看板を見て歩いていますが、これは木刻ではなく、文字を銅版に切り抜いて、桜の板に鋲留めしているといった手のこんだものです。
銀座にはこの手のものは他に見当たりません。そこで以前から気になっていたのですが、いざ写真を撮ると、上部の赤テントが強い反射光となってうまく撮れません。今日はここの社長・檜山さんにお話を伺いました。書は30年ほど前に、ある方のご紹介で書いていただいたもの、銅版に打ったのはそれより後、ということです。関係者がまだご存命なので、そのうちに調べてお伝えしましょう、とのやさしい申し出をいただきました。したがって遠からぬうちにこの文章に手を入れられるかと思います。そのときは写真も撮り直してみます。なお別館の事務所二階には別の力作が 
掲げられていました。葡萄がからまっています。銀座はなかなか奥深いところです。■大貴洞 中央区銀座6-12-1 ℡03-3574-6015
掲載日時 2011 年 06 月 05 日 - PM 03 : 41
