広場ニュース
最新5件の記事です。 これより過去の記事は、こちらをご覧ください。
新規登場!野呂純子の手本・百人一首 >>> 2009/07/02
おなじみの百人一首の硬筆(鉛筆も可)手本を順次掲載します。
この手本は「連綿(つづけ字)」をやさしく身につけることを主題にしています。
また現代における読みやすさを考慮して、あえて変体がなを避け、お習字には縁のなかった人でも楽しく書けるように編集しています。

さあ、とりあえず真似して書いて見ましょう。あなたの字がサマになりますよ。
はしがきはこちら
本文はこちら
天溪の千字文(せんじもん)を公開! 自学自習に最適 楷書字形の説明つき >>> 2009/04/04
漢字ブームだといわれているのに、最もオーソドックスな書体である楷書が姿を消している。どこの展覧会に行っても「楷書作品」はほとんどない。
もちろん楷書は格段にむづかしいというのがその理由である。誰の目から見ても上手い下手は歴然としてしまう。腕のない人は怖くて書けない。これが正直なところであろう。
そこで楷書体フォントなどを手軽に使う人があるが、これは書ではなく筆書にみせかけたレタリングである。こうしたものに目が慣れてしまうと、本当の楷書を知らない文字文化の国になってしまう。(すでに文字発祥の国・中国では漢字の伝統は簡体字によって壊れかけている)。
2007年10月に「天溪楷書の世界」という本を出版したが、本の流通範囲は限られている。このたびは天溪の「千字文」を、このサイトで公開し、どなたでも手軽に見られる「楷書のすがた」を世に問うことにした。



「工事中」を外しました。トップページからも入れます。A4プリント可。私の解説つきです。(岡村)
西脇翁媼展 >>> 2009/02/26
日時 2009年3月20(金)~22(日)
初日は12時から。あとは10時から。いずれも5時まで。
場所 八王子スクエアビル 11階
学園都市センター 第一ギャラリーホール
〒192-0083 八王子市旭町9-1 学園都市センター
℡642-646-5611
八王子駅北口のまん前にあるスクエアビルです。すぐわかります。
八王子教室で研鑽を積んでいる西脇茂雄さんが、奥さんと傘壽を記念して「翁媼展」を開きます。ご主人は書刻作品を36点。奥方・芳代さんは日本画34点。加えて奥さんの姉にあたる栗山香彩(美千代)さんの書2点の大規模展です。



上:書刻 扁額 (篆書)貧賎の知 忘るべからず(宋弘)
板:山桜 平彫 20×98


匂うむくげ F10 秋色 F3

左:書刻 楹額 (隷書)男子まさに辺野に死するを要す
板:桂 浮出彫 銀箔押 80×20
中:書刻 楹額 (隷書)梅凛々桜艶々桃灼(詩経)
板:桂 浮出彫 金箔押 85×30
右:書刻 楹額 (隷書)拙を守る(陶淵明)
板:楓 浮出彫 54×30

行く秋 P8

桔梗 尺8

書刻 扁額 (篆書)流水に間断無し 板:欅 平彫 胡粉 30×75

書刻 扁額 (篆書)宿麦連雲 板:桂 浮出彫 金箔押 15×44

書刻 小額 (篆書)矜持 板:朴 浮出彫 金箔 18×35

桃の里 P10

早春の詩 屏風
栗山香彩 書軸 李白詩

書刻 額 (篆書)老驥櫪に伏すも志は千里にあり(曹操)
板:朴 浮出彫 金箔押 49×36
ご夫婦そろってご長寿というのも得がたいことながら、それぞれの分野で立派に能力を発揮され、この傘寿展に結実されたことは素晴らしいことです。後塵を拝して見習いたいと痛感しました。三日間では勿体ない力作ぞろい。ぜひご一覧あれ。元気をもらえます。(岡村)
岡村大 書作展 松本 >>> 2009/01/30
松本市で第2回目の個展を開きます。
日時 平成21年2月13日(金)~18日(水)
10時から6時まで
場所 ギャラリーイマージュ
〒390-0874 松本市大手2-3-20 ℡0263-39-7733
松本城のお膝もとであるこの地は、伝統文化の面影を随所に残している土地柄です。木曽の銘木の産地をひかえ、古くから木の文化の発信地でもありました。あわせて書の先達も多く輩出しており、書を愛好する人々も格段に多いようです。私のように、書いてそれを板に彫る仕事をする人間にとっては、このような土地の人々から多くを学べることも、ここでの個展の楽しみのひとつです。

ギャラリー・イマージュ 旧六九町
私の新作。
さすがに2月の松本は暖冬とはいえ、かなりの寒さでした。「市民タイムズ」に紹介していただいたので、寒い中をおいでくださるかたがたがあり、ありがたく思いました。
松本の街を歩くと、ここそこに木彫りの看板があります。木の文化のなごりを留めていて、私などは楽しくなります。一介の旅行者の歩いた範囲に過ぎませんが、気付いたものだけご覧に入れましょう。

【1】「開運堂」 有名なお菓子屋さんです。書は秋山白巌。松本では書道の大御所。多くの弟子を育成しました。東京の人ですが、晩年は松本に安住しました。明治から昭和にかけて活躍した人です。

【2】古書店「青翰堂」 松本城の手前にあります。城をかたどった面白い建物です。篆書は印判屋に依頼したもので、書家の書いたものではないようです。これは読みやすく小篆でまっとうに書いています。篆書を知らない人でも「なんとなく」わかるところがいいと思います。ただし書は正式に右から左に読まねばなりません。「青翰堂」の名は画家・滝山太郎さんがつけたもので、その書が店内に掲げられています。風格のあるよい字です。

【3】旅館「丸茂」 ナワテ通りの中ほどの橋をわたった角にあります。小さいけれど、総さらい、浮出し彫りで金箔押し、落款印が二つついた本格的な書作と言えます。文に曰く「丸茂」と解説つきですから誰でもわかります。上品な名板です。香雲居士とありますが、履歴は私にはわかりません。どなたかお教えください。

【4】蕎麦屋「弁天楼」 同じく香雲書で、ナワテ通りにある格調高い篆書。屋根のなかにひっこんでいて、ちょっと気付きませんが、天の字が歩く人のようで面白い。近年は書きなぐったような篆書ばやりですので、このようなきちんとした篆書を見ると清々しくなります。

【5】「楚者処(そばどころ)」 松本城前の通りの左手にある「たかぎ」という店。龍星作とあり、印に「茂」とありますから、本名しげるさん。雅号が龍星というかたの書とお見受けします。松本のかたならご存知かもしれません。

【6】「みよ田」 千歳橋に向かう大通りの左をちょいと入った露地にあり、地がたんねんに浚われています。酒の下の字が読めません。「そばきり みよ田」と店名があるので、酒にちなんだ文句なのでしょう。「○由々」は仮名なのか、よくわかりません。回りをレンガで囲ってよい雰囲気を出しています。

【7】「百竹亭」 松本城の裏手、松本神社のならびにある茶席で、ここでは有名な場所かと拝察しました。字は自己流のようですが、粋な書きっぷりです。和風というのは重ったるくては合わないので、このようなあっさりとした彫りで軽ろ味がマッチします。

【8】「清澤印舗」 六九町の印章店。松雪はご主人の号。篆書は本業とあって正調です。市内の印章店はだいたいがこの伝統を守っていて、レベルの高さを物語っています。ここの店の内部には「耕石舎印舗」の看板があって、師匠の店にあったものを大切に保存しているということでした。これもなかなか見ごたえがあり、必見です。

【9】「春華」 去年の6月に撮った写真ですが、このたび前を通ったら、「閉店」のお知らせが出ていてびっくりしました。店がなくなると看板も消滅するわけで、残念といえば残念です。看板の宿命でしょう。関防印「壽」が左上にあって左から右に「春華」と読む左書き。最近はこのスタイルも定着しつつあります。右の落款には「明穣意」(明は水?)とあり、人名らしくありません。字はいささか俗っぽく思われます。

【10】「あづみ野」 書いただけのように見えますが、よく見ると浅く彫ってあります。字はともかくとして、板に目が行きました。小さいホゾ穴が四角くあいていて、明らかに水車の輪を使っているからです。昔はこのような枯れた材が古物商の店先によく見られたのですが、最近では水車が姿を消し、舟板や水車板が高級材になってしまいました。淡水に浸かっていたので、アクが抜けて書刻には好材料です。せっかくの板もちょっと雑に書かれていて勿体無い感じですね。色も明るい緑青などを入れたらそれだけでも雰囲気が出、建物が民家風なだけに、いま少し配慮があったらと思います。
以上、短い滞在中に見かけたものです。このほか医院の看板などにすぐれものがあったと記憶しますが、今回は撮れませんでした。次回来年には作者や刻者、読みなどを確かめて理解を深めたいと思っています。私のメール・アドレスは okamura@seikeikai.net ですので、情報をおよせくだされば書き直します。
中央区書道展 スナップ >>> 2008/10/25
授賞式(最終日)
講評 岡村
青溪会の塚田氏が区長賞に輝いた。左はその書刻作。
会場風景
塚田基八郎
書刻 「楓橋夜泊」


小学生の部 ゆういち 小学生の部 ももこ
