会員の作品
岩そそぐ 垂水のうへの
岩そそぐ 垂水の上の さ蕨の
もえいづる春に なりにけるかも(新古今32)
作者 宇田川明子
かな 書軸 半懐紙
出典 新古今32
制作 2002
番号 会00087
「岩そそぐ」は新古今での読み。万葉集(万葉8-1418)では「岩激」あるいは「岩灑」(類聚古集)とあり、「いはばしる」の読みである。有名な志貴皇子の春の到来を歌ったもの。これは第21回青溪会展に出品した。
作者 : 4.会員
掲載 : 2011/11/17