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122 神はその獨り子を
神はその獨り子を賜る程 世を愛して
下さった それは信ずる者が一人も滅びず
永遠の命を得る爲である(ヨハネ 三-一六)
作者 黒田 絢
楷書 書額 17×68/28×130
出典 聖書 ヨハネ3-16
制作 2015 中央区書道展
番号 会00122
筆者は徳島県の石井教会の人。賀川豊彦ゆかりの地で「賀川豊彦記念館」の設立に中心的役割を果たした。
賀川豊彦(1888~1960)は米プリンストン大学で神学を学び、帰国後、伝道活動、貧民救済活動に専念。小説「死線を越えて」は百万部のベストセラーになった。すでに一九四七年にノーベル文学賞候補に上がっていた文書が最近スウェーデンで発見された。文学賞候補者としては日本初である。
鳴門市のドイツ牧舎の二階に「農民福音学校」を開き、その縁で二〇〇二年に記念館が建った。黒田四郎はその賀川を献身的に陰で支えた牧師。筆者は四郎の長男の妻。聖書の言葉を書して教会に役立てている。賀川豊彦も多くの聖書の言葉を書作している。
作者 : 4.会員
掲載 : 2015/11/14