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下馬して君と酒を飲む

下馬して君と酒を飲む 君に問う「何の之(ゆ)く処ぞ」と
君は言う「意を得ず 帰りて南山の陲(ほとり)に臥す」と
但(た)だ去れ 復た問うこと莫(な)からん。白雲は尽くること無し
友達を見かけたので馬をおりて、ともに酒をくみかわした。
君に聞いてみる。「ところでどこへ行くところだったのかい?」
君は言う。「意にそまぬことがあって、これから南山のふもとの自分の家に帰って寝るとこさ」
「行きたまえ。これ以上は問うまい。白雲はまだまだ現れるだろうから」
安閑と役職に居座る者もいれば、意を得ざれば憤然と職を辞する者もある。この友達は気骨のある人だったのだろう。
友人の将来を確信する友情が、最後の「白雲は尽きること無し」ににじみ出ている。
楷書 書刻額 セラミック板 彫込 薬研彫 彩箔押 106×68
出典:王維
作者 齋藤松溪
番号 会00004
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作者 : 4.会員
掲載 : 2008/06/26
