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92 籠竹和煙滴露梢
籠竹(ろうちく)煙に和し
露を滴(したた)らす梢(こずえ)(杜甫)
作者 野呂マリ子
行書 書額 紙本濃墨 半切1/4
出典 杜甫「堂成」
制作 2011
番号 会00092
「籠竹」は節の間が長い竹の種類の名。梢からしたたる露でややかすんで見える。杜甫草堂が成ったときの詩。落款印はマリ子ではかっこうがつかないので、「里葉」というお茶での号を自刻した。2011年の中央区書道展出品作。ガラスごしに撮ったので、周囲の写り込みがある。
作者 : 4.会員
掲載 : 2012/06/22