会員の作品
時雨

時雨(しぐれ)
秋田杉の木目が美しい。その中に陶板を埋め込んで、さらりと二字、時雨(しぐれ)。粋なあそび心がうれしい。
作者である森久代さんは天溪のお弟子。茶道、華道の先生として、ここ青溪書苑でも華道教室を担当してもらったが、先年惜しくも急逝された。書も巧みで伝統文化を体現している稀有な存在であった。私の個展や青溪会展では、着物姿に背筋を伸ばして受付をされている姿をごらんになった方も多かろう。書の楽しみ方、使い方をよくわきまえて勉強される彼女の取り組みは、青溪会の手本であった。
森さんを偲んで彼女の作品を続けてご紹介する。
行書 陶板 古代呉須 25×8
作者 森 久代(雅号:金星)
焼成 八王子焼窯元:工藤孝生
制作 2005(青溪会書刻展出品作)
番号 会00033
作者 : 4.会員
掲載 : 2009/03/06
