会員の作品
齊坐為楽
齊(ひと)しく坐すを楽と為す。
作者 田上栄子
出典 とくになし
楷書 書額 紙本濃墨 21×65/30×85
制作 2010
番号 会00090
「齊坐」は「ひとしく坐る」。車座になって同じ目線で語り合う。そこでお互いがともに良く知り合う楽しみが生れる。
「齊」という字の略字しか知らない世代が増えている。一生に一度はちゃんと書いてみたい。
これは習いたてのころの作。お稽古は節目をつけて一作をものにしておく。その時の腕を残しておくのも上達の秘訣だ。「私なんかまだまだ」と言う人は見込みがない。まだまだだから取り組んでおくものなのである。
作者 : 4.会員
掲載 : 2012/02/10