2010年3月 会員の作品
一杯一杯復一杯
一杯一杯復た一杯(李白)
李白の有名な詩。「両人対酌すれば山花開く。一杯一杯復た一杯。我は酔うて眠らんと欲す。卿(きみ)は且(しば)らく去れ。明朝意有らば琴を抱いて来たれ。」
これは楷行草の混合。「一」と「杯」が三字ずつあっていかに違えて書くか、に苦慮するところ。普通の書家ならできれば敬遠したい七字である。「天溪先生は敢えてこういう詩句を選んでお書きになった。私もこういう詩句に目が行きます。」と蒲田さんは言う。
「復」の草書形はこのように「タテ棒に攵」と書く。「不」の草書が「ふ」であることは皆さんご存知だろう。
作者 蒲田令望
行草 書刻 ヒノキ板 26×96
出典 李白「山中與幽人対酌」
制作 2002
番号 会00059
作者 : 4.会員
掲載 : 2010/03/13 上に戻る
