2010年5月 キッズの作品
空山不見人

空山人を見ず 但だ人語の響きを聞く
返景深林に入り 復た青苔の上を照らす(王維)
相原宏信(小5)
半紙一枚の大きさ。五言絶句がちょうどよく収まるように書く稽古である。画数の多い字と少ない字があって子供にとっては緊張を強いられる。その真剣さがおのずと表出しているところが得がたい。(39×28)
番号 児00017
作者 : 5.キッズコーナー
掲載 : 2010/05/23 上に戻る
月の沙漠をはるばると
月の沙漠をはるばると旅の駱駝が行きました(加藤まさを詩)
高橋健太(小3)
尾嵜優希(小3)
合作である。沙漠の「沙」、「駱駝」など小学校では教えない字が混じっているが、私は全く気にかけない。子供はこういう字を書かなくていい、というのは大人が子供を見くびったのであって、教えればちゃんと書くのである。書ければ書けるものを「書かないでよし」とする学校や文科省は、次代の若者に対して失礼ではなかろうか。
二人とも印は自刻である。はじめは白文でひらがな一字を彫らせ、作品を仕上げたときに押させる。毎回けじめをつけるためである。
一枚の紙を上下で分担することは「協調性」をまなぶのによい。字の配分をまちがえると、相手にもう一枚書かせることになるからだ。さきに「まさき」が書き、あとの健太はプレッシャーを感じつつ上に書き、まさきはそれを心配そうに見守ったというわけである。(本体10×65)
番号 児00016
作者 : 5.キッズコーナー
掲載 : 2010/05/05 上に戻る
