岡村友子の作品
新古今(9)

なにとなく さすがにをしき 命かな
ありへば人や おもひしるとて(西行法師)
「ありへば」は生き永らえれば。「人」はつれない相手のことを指す。生き永らえてあれば、さすがに私を振った相手も私の心を思い知ってくれるであろうか。このまま死んでしまうのは心外なのであろう。
行と行とが接近する。その行間の作り方がこの空間処理の眼目である。
かな 折本 36×21
出典 新古今和歌集 1147
制作 1972
番号 友00095
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2011/07/08
