岡村友子の作品
新古今(7)

はるかなる 岩のはざまに ひとりゐて
人目おもはで もの思はばや(西行法師)
写真がボケでいてはっきり見えませんが、いずれ撮りなおしして改訂します。
左頁から右頁へと後戻りする構図。「人目おも」までで右にとび「はで ものおもはばや 印」となる。語の途中でこのように改行するのは書き手の都合で、かな書道ではこれまでも「平気で」そうしてきた。しかしそれが必ずしも読みやすさに通ずるか、というとそうではなかろう。字を優先するあまり、和歌の語句を勝手に途中で改行するのは、よほどのことがない限り「しないほうがよい」と、私は思う。
かな 折本 36×21
出典 新古今和歌集 1099
制作 1972
番号 友00093
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2011/06/25
