岡村友子の作品
めぐり逢ひて 見しやそれとも

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな(紫式部)
おなじみ「百人一首」の才媛の歌。『新古今』では「夜半の月影」となっている。『紫式部集』では「月かな」とあるので、このほうが原形であろう。
詞書(ことばがき)に「童友達(わらはともどち)に侍るける人」とあるので、恋人との再会の歌ではなくなってしまうのが残念である。なまじ詞書などをつけないほうが歌としては成功したろうに。
この鳥の子紙は正倉院風の文様がキラ(雲母)押しされている。襖紙である。
かな 書額 紙本濃墨 (本体)27×29
出典 百人一首・57紫式部
制作 1995
番号 友00047
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/06/20
