岡村友子の作品
七つになりたまへば

(源氏)七つになり給へば、文始めなどせさせ給ひて、世にしらず、さとう賢くおはすれば、(帝も)あまりに恐しきまでご覧ず。(中略)匂はしさはたとへんかたなく美しげなるを、世の人光る君ときこゆ。(源氏物語「桐壺」)
光源氏が七つになった時の様子。上の釈文に「中略」とあるのは、本文の引用を割愛している、という意味で、上の作品写真に書いている文を私が略したということではない。ここの中略はかなり長く、山岸源氏(岩波)の3ページ分にもなる。
これは「源氏物語の世界」個展(2001)の出品作ではなく、第22回青溪会展(2004)の作。最後のくだりを上方に広々と書いて終わらせている。
かな 書額 全懐紙 39×30(本体)
出典 源氏物語「桐壺」
制作 2004
番号 友00063
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2010/06/04
