岡村友子の作品
色紙(9)万葉の花


右: 春のその くれなゐにほふ 桃の花
したでるみちに いでたつをとめ (万葉4139)
左: あをによし ならの都は 咲く花の
にほふがごとく いまさかりなり(万葉328)
色紙は簡単に掛けかえができるメリットを生かして使うものである。365日同じ色紙をぶらさげているのは芸がないわけで、そのために書き手も季節感を存分に発揮しようとする。また和歌はそういう需要にも充分応えられるふところの深さがある。
そろそろ桜の開花宣言を耳にする時節となった。上の二首は誰でも知っている日本の春の代表歌であろう。
かな 色紙濃墨
出典 万葉集
制作 2004
番号 友00037
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/03/21
