2009年8月 岡村友子の作品
清げなる大人二人ばかり

清げなる大人二人ばかり、さては、童べぞ、いでいり遊ぶ。中に「十ばかりにやあらむ」と見えて、白き衣、山吹などの、なれたる着て、走りきたる女ご、(あまた)見えつる子どもに、似るべうもあらず、いみじく、おひさき見えて、美しげなるかたちなり。髪は、扇をひろげたるやうに、ゆらゆらとして、顔は、いと赤くすりなして立てり。(源氏物語「若紫」)
まだ十才ほどの少女である紫の上の登場の場面。将来の美貌を源氏は見逃さない。
2001年に「源氏物語の世界」と題して物語の要所29を発表した。(銀座松坂屋「アートスペース」) 前作と並んで以下このときの作品を掲載する。
かな 半切 1/3額 料紙重ね 本体 41×38
出典 源氏物語・若紫
制作 2001
番号 友00051
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/08/21 上に戻る
