2009年4月 岡村友子の作品
香具山は 畝火雄々しと
香具山は 畝火雄々しと 耳梨と あひ争ひき 神代より かくにあるらし
いにしへも しかにあれこそ うつせみも つまを あらそふらしき
有名な中大兄皇子の歌。内容はご存知のとおり。風炉先屏風の左右を分けて写している。
かな 風炉先屏風 金砂子鳥の子紙 濃墨
出典 万葉集巻一(13)
制作 1998
番号 友00041

作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/04/17 上に戻る
御宿かわせみ
御宿(おんやど)かわせみ
(平岩弓枝著)
テレビを見ていたら「御宿かわせみ」をやっていた。それで思い出したのがこの本のとびらの字である。これは友子が書いたもので、昭和55年(1980)の初版本の上下二冊に使われた。
本の帯を見ると、当時もテレビ番組があったようだ。配役は今と違うらしい。あたりまえか、もう30年近く経っているのだから。
メリハリのある字で、さすがプロ、と言わせたい「うまさ」も盛り込んで、落款印もなるほどという位置にある。
かな 本の題箋とカバー文字
書籍 「御宿かわせみ」平岩弓枝著(文芸春秋社)
制作 1980(出版年)
番号 友00040
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/04/10 上に戻る
華中花
華中の花(かちゅうのはな)
陶淵明の詩に「灼々たり葉中の花」とあり「葉」では月並みだから「華」にかえた。花と華はどちらを使ってもよい。中国の感覚では花の中の王様は牡丹だが、日本ではどうだろうか。
人によって好みは違うので、別に牡丹をイメージしろとは言っていない。皆様次第である。菊が最高、という人も、桜が、という人もあるだろう。人それぞれが「華中の花」を持っている。
誰ですか。「それは私よ」なんて自惚れているのは。
かな 陶板 古代呉須 17×13
出典 ーー
制作 2003
番号 友00039
作者 : 2.岡村友子
掲載 : 2009/04/02 上に戻る
