岡村天渓の作品
時用 任(た)うる所に非ず

時用 任(た)うる所に非ず(白居易)
白居易の園林にある「太湖石」を詠った詩の一節。孔穴、皺だらけの石らしい。白居易はこれを賞玩したが、残念ながら実用にはならぬ。「時用(じよう)」とは現時点での実用性、有益性のことである。
このような語句を拾うのが天溪の好みであった。自分のしていることが「実用にはならぬ。(たうる所に非ず)」と自嘲できるプライドがこの作品を作らせる。
赤く装飾的なこの作品は現代性をねらったさまざまな試みがある。上下に二つある四角は何を考えてつけたのか、よくわからない。
篆書 丸額 書刻 浮出彫 銀箔押 径34
出典 白居易「太湖石」
制作 1967
宮城 T氏蔵
番号 天00021
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作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2008/07/25
