岡村天渓の作品
自ら愆尤(けんゆう)を認む

自ら愆尤(けんゆう)を認む(王安石)
「愆」は短所、「尤」はあやまち。自分で自分の短所やあやまちを認める。
なかなかできないことである。王安石は宰相であったから、へたに認めると、責任を追及され、失脚をしてしまうわけで、その重みは格別である。私など庶民はさっさと「ごめんなさい」すれば済むとばかり、過ちをして平気な顔をしている。
総浚いのノミあとが面白い。「愆」は「行」と「水(サンズイ)」と「心」の3つが合わさった字。サンズイを横にしたあたりに苦心のほどがうかがわれる。なお「認」の心は金文ではつかない。この作は手もとにないので寸法は推測である。持ち主の方は教えてください。
篆書 扁額 書刻 ヒノキ板 浮出彫 金箔押 30×120か?
出典 王安石
個人蔵
番号 天00017
大きな画像
作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2008/07/19
