岡村天渓の作品
快なる哉 何に依る所ぞ

快なる哉 何に依る所ぞ(寒山)
寒山の詩を「絶対自由の境地にいる人間のよろこび」だと言ったのは吉川幸次郎である。この寒山詩は次に「静かなること秋江の水の若し」とある。
何かに依らねば不安でたまらない。寄らば大樹の陰である。しかしそれでは自由な発言はできないであろう。
天溪は師の南溪にならって生涯無所属を通した。在野であることに徹し、自分こそこの句を書くにふさわしい書家だと思っていた。絶対自由を「快なるかな」と言えるのが文人墨客なのだから。
草書 書軸 紙本濃墨 50×130
出典 寒山
番号 天00014
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作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2008/07/11
