岡村天渓の作品
溪風 颯然たり

溪風 颯然(さつぜん)たり
杜甫の詩には「溪風も為に颯然たり」とあり、「為」は前句との関連で「私の悲しみにこたえるかのごとく」という意味を持つので省いている。ふたつの風に変化をつけ、筆の肥痩、大小をとりまぜて四字を収める。落款の「天」一字は、冒頭に「溪」があるから要らないと判断したのであろう。
この作品は手もとにないのでサイズは推測である。
行書 書額 紙本濃墨 40×55(?)
出典 杜甫「秦州雑詩二十首」の12
東京 個人蔵
番号 天00006
作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2008/06/19
