岡村天渓の作品
石上題詩掃緑苔
石上に詩を題して緑苔を掃く(白居易)
横に書いたところが変っている。
「掃」という字の草書体はこのような形に書く。ツクリの字形がもとの形とは大違いなので類推がきかない。しかしこれを覚えておくと、「婦」「帰」はヘンを代えればできあがる。
これは瀬戸の本業窯(ほんぎょうがま)の最も伝統的な皿で「石皿」と呼ばれている。幅広い縁がぐるりと回っているのが特徴で、つかみやすさを考えた民芸品らしい力強さがある。6代目水野半次郎さんに焼いていただいたもので、今は私と同じくらいの年の息子さんがあとを継いでおられると思う。
草書 石皿 呉須 徑30
出典 白居易
焼成 瀬戸 本業窯
制作 1975
番号 天00047
作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2009/06/06
