岡村天渓の作品
白雲青溪

白雲青溪(はくうん せいけい)
杉板に隷書の書刻。文字の顔料は白緑(びゃくろく)である。この作品はどこかへ「嫁入り」して私の手もとにはこの写真しかない。寸法や制作年代も推測するしかない。
杉板に彫るには小刀の「切り回し」ができないと難しいので、このサイズの作品は世の中にもそう多くはないはずである。「切り回し」とはノミや木槌を使わず、小刀一本で深く切りつける刀法である。木目が硬く刀の進行を阻むから、これはやってみなければいかに難物かはわからないであろう。
隷書 書刻 杉板 120×30(推定)
出典 とくになし
制作 1976(推定)
東京 個人蔵
番号 天00056
作者 : 1.岡村天渓
掲載 : 2010/01/23
