岡村大の作品
凝碧池頭奏管弦

凝碧(ぎょうへき)池頭(ちとう) 管弦を奏す(王維)
長安の宮殿内にあった凝碧池。そのほとりで音楽会をしている。と、これだけを取り上げたのでおだやかな光景となっている。
しかし、この詩は唐朝がチベット族に一時都を占領されて、その祝宴がこの池のほとりで催されたので、嘆いているのである。詩文の一句を採用する場合に、原詩に沿うべきか、独立した意味で用いるか、という二通りがあるが、作品としてこれをとりあげて、原詩に即するなら、詩文全部を書くべきであろう。原詩を手がかりに自由な発想を意図することもありうると思う。
隷書 書刻 エンジュ板 彫込 緑青 120×20
出典 王維
制作 1998
東京 A氏蔵
番号 大00054
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2009/12/19
