岡村大の作品
195 龢(和)樂
龢(和)樂 
篆書
陶板 呉須 14×19
焼成 八王子焼(工藤孝生)
制作 1999
番号 大00195
和楽の「和」は戦争の終結の和議のことで「龢」と混同されるけれども正しくは違う字形、意味である。
龢は和よりも古くからあり、「禾(カ)」と「龠(ヤク)」との合字。カが声符で稲穂が垂れた形。「龠」は笛あるいは枡(ます)で、一龠は黍(きび)千二百粒、一合の十分の一だという。
辞書には「龢は和の異体字」と記すが、別字が混同されたのであって異体字とするのは正しくない。
「龢」は農耕儀礼で、豊作の「陽和」を意味するのであろう。笛を吹いて踊ったのかもしれない。
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2017/11/14
