岡村大の作品
192 一燈夜雨故郷心
一燈の夜雨 故郷の心 
行書
陶板 呉須 14×19
焼成 八王子焼(工藤孝生)
制作 1998
番号 大00192
おかしな馬蹄形をしている。どう使っていいやら分からない。陶板に字入れをするにあたって、あれこれ書き方を考えてきたが、こういうおかしな形も粘土という素材の特性なので、アタマを柔らかくしてあらためて考え直したいものである。
陶芸は皿、茶碗、壺、花器などある程度形の方向性が見えている。それぞれに使用目的があるからである。底が抜けていたら茶碗や花器には使えない。しかし字書きからすると、使用目的に制約される義理はないわけで、むしろ何に使うか分からないような形体こそ「字入れ」にふさわしいとも云えるのである。
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2017/11/14
