岡村大の作品
鳥飛んで邨(むら)は曙を覚え

鳥飛んで邨(むら)は曙を覚え
魚戯れて水は春を知る(張鈎)
自然の変化に敏感なのは小動物たちだ。一番の早起きは小鳥たちで、それを聞いて村人も起き出す。小魚が戯れて小川も春を知る。「小川が春めいてきた」といわずに、「水知春」のわずか三字でスマートに言い切った。
「邨」は「村」に同じ。篆、隷の時代にはまだ「村」の字形がなかった。従って私の「岡村」も篆書や隷書で書くときは「邨」と書く。ときどき「岡部」さんと間違えられる。
篆書 屏風二曲 紙本濃墨 51×91×2面/17×70×2
関防印 陽光
出典 張鈎(ちょうこう)
制作 2001
東京 K氏蔵
番号 大00024
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作者 : 3.岡村大
掲載 : 2008/09/28
