岡村大の作品
衣冠簡朴 古風存り

衣冠とあるから正装ではあろう。簡朴であって華美ではない。だが、どことなく風格がただよっている。
このような老人を最近は見なくなった。どこも若造りのお年寄りばかり。風格のない老人がワカモンの真似をしてどうなるんだ。
楷書 楹額(=はしらがけ、縦長の額) ヒノキ板
蘇芳染 筋彫 30×120
※蘇芳(すおう)はマメ科植物で日本にはなく東南アジアに産する。この樹幹をチップにして、煎じて染料にする。硫化第一鉄を媒染剤に用いると、ごらんのように暗紫色に発色する。正倉院には蘇芳染の櫃などが残っている。
出典 陸游
番号 大00004
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2008/06/22
