岡村大の作品
息するに踵(かかと)を以ってす

踵で息するって? ちょっと意表をつく言葉だ。これは紀元前の思想家・荘子(そうじ)の言葉。
真の人は大地の気を敏感に受けとめて生きる。あたかも踵で呼吸しているがごとくに。
裸足で土を踏むことがなくなった現代人に欠けているものは、本来の生物がもっていた正常な感性だ。
汚染された地球の悲鳴が聞こえ、大地の異臭に気付いていたら、我々をかこむ世界はこんなにはならなかったろう。
篆書 書額 F6号 紙本濃墨 47×56/31×40
関防印:真人
出典:荘子
神奈川 S氏蔵
番号 大00001
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2008/06/20
