岡村大の作品
心體倶翛然
心體倶(とも)に翛然(しょうぜん)(白居易)
しょう(翛)の字は見慣れない字である。悠然と同じ意味で、物事にとらわれず、心がすっきりとしていること。
この板はケヤキであるが、神代欅といって地中に長く埋もれ木となっていたものである。腐らずに原形をとどめたのは、腐敗菌のない水に浸るか、土中の鉄分を吸収するかの好条件があったからである。このような材は貴重だから、「神代」の名をかぶせて高値をつける。板はなかば化石化して硬いのが常である。このように不思議な色となるのも自然のなすわざである。
楷書 書刻額 欅板 彫込 平彫 25×27
出典 白居易「松声」
制作 2002
番号 大00068
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2010/06/18
