岡村大の作品
平々凡々
へいへいぼんぼん
昨日作ったばかり。
この語は前にも彫ったことがあり、陶板にも作ったので何作もあるが、時々思い出したように書いている、いわば気に入っている言葉なのである。「平凡」とだけ書くのは面白くない。文字には「繰り返し効果」のようなものがあるのではなかろうか。「虚実」と「虚々実々」では後者のほうが断然生き生きとしてくる。
板は黒檀である。平凡どころか高級材である。平凡を装う下心が見え見えで、「平々凡々」などとぬけぬけといいながら、何を考えているのか、油断ならんぞ、と思わせる。
最近、駅の広告などに用いられているハヤリの額に収めてみた。
篆書 書刻 小額 黒檀板 平彫 39×53/19×24
制作 2009
番号 大00037
参考 前掲作
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2009/03/21
