2011年12月 岡村大の作品
養氣斉身

氣を養いて身を斉(ただ)す
写真展に行くと組み写真という分野がある。全体で一つのテーマを表現する。書でも額を組んでみたらどうかと思って試みた。
並べ方は自由になるので、左から右へも、また中央に集めることも、斜めに置くことも可能である。「身を養いて気を斉す」と並べ替えることもあろう。
氣は「英氣」でも「爽氣」でもよい。英氣を養い、身体を整えるに越したことはない。「斉」は「ひとしくする、ととのえる、正す」の意。「気功」というものも世間にはある。中国でそんな見世物を見た。まあ虎を気功でひっくり返すようなことはしたいとは思わないから、ここでの「氣」は「元氣」でもいいと思っている。「氣」という字の篆書は「气」だけで、中の「米」(今の字はメと略す)を書かない。大気の流れを表している。ちょっと余談だが、今の略字「気」は大切な「お米」をバツにしてしまった。これでは農業立国はかなうまい。
篆書 組額 紙本濃墨 28×32/24×29×4本
出典 とくになし
制作 2003
神奈川 M氏蔵
番号 大00131
作者 : 3.岡村大
掲載 : 2011/12/10 上に戻る
