100 ももしきや - 手本・百人一首

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100 ももしきや

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100 ももしきや 古き軒端の しのぶにも 
   なほあまりある 昔なりけり (順徳院)


【現代語訳】
 ももとせ(百年)を経た宮中の敷石のように古い屋根の軒端に生えている忍草。昔を偲ぼうにもあまりに多くのことが思い起こされる眺めだよ。

【文字表記の注』
 いよいよ最後の歌です。扇面の形におさめました。四角い紙面ばかりでなく、このような書き方もあります。
 「しのぶ」は「忍草」と「偲ぶ」とをかけています。「ものしき」は「大宮(おおみや)」の枕詞ですから「百敷き」の言葉の意味にこだわらなくてもいいのですが、しっかりと敷き詰められた石畳と、荒廃した軒端の草との対比が意図されています。
 作者「じゅんとくゐん」は父・後鳥羽院と同様、乱後「佐渡」に流された失意の人。かつての栄華をなつかしむ「百人一首」の最後にふさわしい終わり方です。


掲載日時 2009 年 11 月 20 日 - PM 01 : 55

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