69 あらしふく - 手本・百人一首

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69 あらしふく

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69 あらしふく 三室の山の もみぢ葉は
   龍田の川の にしきなりけり (能因法師)


【現代語訳】
 嵐の吹きつのる三室の山の龍田川。見てごらん。もみじ葉が一面に浮かんで、さながら龍田姫のまとう錦織りそのものだよ。

【文字表記の注】
 単純に1、3、5句を下揃えにします。
 「三室」は「御室」とも書かれ、聖なる山。春の佐保姫に対して秋の女神は「龍田姫」。この叙景歌の着眼はいわずと知れた「秋の女神の織りなす錦」なのです。
 「葉」という字はもう何度も出てきました。このような、かならしい崩しかたを真似て、自分のものにしてしまいましょう。
 作者は「のういん ほふし」。

掲載日時 2009 年 08 月 02 日 - PM 04 : 42

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