54 忘れじの - 手本・百人一首

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54 忘れじの

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54 忘れじの 行く末までは かたければ
   今日をかぎりの 命ともがな (儀同三司母)


【現代語訳】
 忘れまいと言ってくれるあなたが、あとのあとまでそうであるとは、とても適わぬことだから、せめて今日だけの命と思って生きたいのです。

【文字表記の注】
 「行く末」は「ゆくすゑ」。「行末」と書いて「ゆくすゑ」とルビをふる本もあります。「ぎょうまつ」という熟語があるのでしょうか。なぜ「行く」とおくりがなをふらないのでしょうか。「字づら」がいいとは思えません。
 「かたければ」は「難ければ」と書くのもむづかしそうで悪くありません。
 「今日をかぎりの命」を「死んでもよい。死んでしまいたい」と訳す本もありますが、訳しすぎでしょう。あなたとの一日一日を大切に生きたい、というほうが自然です。
 作者は「ぎどうさんしのはは」。

掲載日時 2009 年 07 月 31 日 - 午後 12 : 46

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