47 八重むぐら - 手本・百人一首

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47 八重むぐら

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47 八重むぐら しげれる宿の さびしきに
   人こそ見えね 秋は来にけり (恵慶法師)


【現代語訳】
 七重にも八重にもはびこっている葎におおわれた住まいの何たる寂しさよ。訪れる人もなく、ただ秋だけが訪れて来たことだ。

【文字表記の注】
 「むぐら」は葎という漢字をあてても構いませんが、「八重葎」と漢字3字では重過ぎます。「やへ葎」もちょっと難解です。ここは「八重むぐら」が適切でしょう。
 「宿」は旅館ではなく人の「住まい」。
 「さびしきに」は「さびしき風情に」。「さびしさに」とはニュアンスがちょっと違います。
 「こそ見えね」は係り結び。見えずの已然形が「見えね」。
 作者は「えぎやう ほふし」。

掲載日時 2009 年 07 月 25 日 - 午後 03 : 15

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