46 由良の門を - 手本・百人一首

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46 由良の門を

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46 由良の門(と)を わたる舟人 かぢをたえ
   ゆくへも知らぬ 恋のみちかな (曽禰好忠)


【現代語訳】
 由良の瀬戸を渡る舟人。荒波に舵をなくして、ゆらゆらと漂い流されてゆくばかり。私の恋も同じ。行方も知らぬ恋の潮路なのだ。

【文字表記の注】
 「由良の門」は実際の地名のようですが、「ゆら」という響きが「ゆくへも知らぬ」に調和しています。
 「舵」は「かぢ」。
 「絶え」は終止形が「絶ゆ」なので「え」となります。「たへ」とはならないので注意しましょう。「たえだえに64」「たえてしなくは44」「たえてひさしく55」「たえなばたえね89」「たえまより79」「おもひたえなむ63」など頻出語です。また「耐へ」「堪へ」もありますので、ひらがなで表記する場合はしっかりと意味を確認しましょう。
 作者は「そねのよしただ」。「禰」は画数が多いので「祢」と草書体で書いたほうがきれいです。「根」とする本もたまにありますが、誤りでしょう。

掲載日時 2009 年 07 月 25 日 - 午後 03 : 13

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