43 あひ見ての - 手本・百人一首

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43 あひ見ての

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43 あひ見ての のちの心に くらぶれば
   昔はものを 思はざりけり (権中納言 藤原敦忠)


【現代語訳】
 お逢いしてようやく契りを結ぶことがかなった今、あなたのもとから戻ってきて、なお募る思いをこらえられずにいます。この気持ちに比べたら、以前は恋の思いなどなかったようなものです。

【文字表記の注】
 「ものを思ふ」を「物を」と書くことの無神経さについてはすでに述べました。このように「ものを思ふ」という表現には、単に「思いにふける」とか「思いをめぐらす」という意味を超えて、情愛、性愛をも含めたかなり「きわどい」意味をこめて使われていることがわかります。
 「あひ見ての」の「見」も見る行為を超えていることがわかります。「ひらがな表記」が妥当でしょう。
 作者は「ごんちうなごん ふぢはらのあつただ」。


掲載日時 2009 年 07 月 25 日 - 午後 02 : 52

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