39 浅茅生の - 手本・百人一首

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39 浅茅生の

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39 浅茅生(あさぢふ)の 小野のしのはら しのぶれど
   あまりてなどか 人のこひしき (参議 源 等)


【現代語訳】
 茅(ちがや)がまばらな小野のしの原。その「しの」のように「忍んで」いる私の恋。忍ぶにもあまりあって、あふれそう。どうしてこんなにもあの人が恋しいのだろうか。

【文字表記の注】
 浅茅生(あさぢふ)は「小野」の枕詞。茅(ちがや)が低くまばらにはえている場所のこと。「小野」はひらがな表記では「をの」。
 「しのはら」は漢字では「篠原」となりますが、58「ありま山ゐなの篠原」は「ささはら」とよみ、漢字表記はどちらだかわかりにくい欠点があります。
 「しのはら しのぶ」と「しの」という音の響きを重ねていますので、二つの「しの」をあえて似た形にします。
 「の」が五つもあって書きにくい歌です。
 作者は「さんぎ・みなもとのひとし」。



掲載日時 2009 年 07 月 16 日 - 午後 05 : 41

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