32 山川に - 手本・百人一首

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32 山川に

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32 山川に 風のかけたる しがらみは
   流れもあへぬ もみぢなりけり (春道列樹)


【現代語訳】
 山川に自然の風がかけたしがらみ(柵)ができている。秋を惜しんで流れかねている紅葉なのだね。
 
【文字表記の注】
 「山川」はひらがな表記すれば「やまがは」と濁ります。
 「しがらみ」は自然の流れを堰きとめるもの。人の世の「しがらみ」はなかなかやっかいです。ここは人工の堰ではなく、紅葉のたまったものなので、こんな風流なしがらみもあったんだ、という発見があります。
 作者は「はるみちのつらき」。春という字はこのように書きます。この形のままで、変体がなの「す」となります。


掲載日時 2009 年 07 月 16 日 - 午後 05 : 16

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