26 小倉山

26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
いまひとたびの みゆきまたなむ (貞信公・藤原忠平)
【現代語訳】
小倉山の峰を彩るもみじ葉よ。もしも心があるのなら、もう一度の行幸をそのまま待っていておくれ。
【文字表記の注】
紅葉の名所であった小倉山は「小倉百人一首」の名でも知られるとおり、藤原定家の山荘があったところです。上皇と天皇二代の来訪を仰いだことをこの歌は踏まえています。ひらがな表記は「をぐら」です。
作者は「ていしんこう・ふぢはらのただひら」。貞信公はおくり名。公と記されているのは45の謙徳公とこの貞信公の二人だけです。
「公」は「かふ」や「かう」ではなく「こう」でよいので辞書で確認しておきましょう。
掲載日時 2009 年 07 月 10 日 - 午後 08 : 46
