17 ちはやふる

17 ちはやふる 神代もきかず 龍田川(たつたがは)
からくれなゐに 水くゝるとは (在原業平朝臣)
【現代語訳】
千古(せんこ)の時を経る神代(かみよ)の昔にも聞いたことがないほど珍しいことだよ。この龍田川が紅葉に染まって、くれない色の(唐織の)くくり染めになっているなんて。
【文字表記の注】
「ちはやふる」は神にかかる枕詞。「血はや降る」とすごみのある新解釈もあります。
「龍田川」を「竜」という略字にしては安っぽい感じになります。
「くれなゐ」は「ゐ」に注意。
「水」は「みづ」。パソコンではどういうわけか「みず」と打つのですが。
作者は「ありはらのなりひら あそん」。
掲載日時 2009 年 07 月 02 日 - 午後 05 : 58
