3 あしびきの
3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む (柿本人麻呂)
【現代語訳】
足のうしろに長く引く山鳥の尾のように、長い長い夜をたった一人で寝るなんて、人恋しくてたまらないよ。
【文字表記の注】
本によって「あしひき」と濁らないものや、「あしびき」と濁るものもあり、両様に表記できます。山にかかる枕詞ですから、特に意味はありませんが、語感を生かして訳してみました。
「の」が四つ、「尾」が二つあります。変体がなを使って変化をつけたいところですが、このサイトの趣旨により字形に変化をつけています。「尾」は歴史的かなづかいでは「を」。
作者は「かきのもとの ひとまろ」。「麻呂」は奈良朝の人らしく二字、7に出てくる「安倍仲麿」は一字にしました。
掲載日時 2009 年 06 月 19 日 - PM 05 : 14
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